LIFE CYCLE SERVICE
MARINE FIELD
船舶用電気設備
「船舶の電気専門ドクター」として、
世界中を航海する船舶の
一生涯をサポート
NEW SHIP
新造船分野
アフターサービス
新造船建造中及び
製品保証期間中の
アフターサービスを担当
主な活動場所
- 国内造船所
- 海外造船所
フィールドワーク
- システムスタートアップ
- 船内プラントが安全に運転するための第一歩として、私たちが提供したシステム・機器製品が図面通りに設置・配線されているのか、正常かつ安全に動くかどうかを厳しく確実にチェックを行います。
- 機能性能試験
- 重要な保護・制御・監視機器及びシステム・機器製品に対し、実環境において正常かつ安全に動くかどうか適切にチェックを行います。
- 試運転調整
- 試運転時におけるシステム稼動状態の適合性をチェックします。
- 取扱説明会開催
- ご要望に応じて造船所員又は乗組員を対象に基本知識・操作方法の説明を行うとともに、トラブル事例やヒューマンエラーの危険性を開示し、お客様の労働安全に寄与します。
- 仕様変更による改造工事
- プラントの大規模化・複合化に伴ってプラント稼働前に仕様変更が判明するケースがあります。変更が建造工程に影響を及ぼさないよう、最適工法により迅速かつ適切に改造工事を実施します。
IN SERVICE SHIP
就航船分野
テクニカルサービス
船舶用電気設備の納入時から
廃棄に至るまで
多角的、継続的にテクニカルサービスを実施
主な活動場所
- 国内造船所
- 海外造船所
- 世界の港湾
メンテナンス基本計画の提案
- 設備の使用年数に応じ、主要機器・システムの点検・整備計画を提案。(劣化想定部品を検討し、必要に応じた部品交換計画を提案)
- 納入設備の完成図書、主要機器・システム仕様、部品交換実績を含む作業来歴レポートをデータベースで一括管理し、顧客のライフサイクル保守管理を支援。
- 設備のフィールドデータ実績、点検実績に基づき構成された点検リストを用いて健全性を判断。
- 他社製 機器の点検・整備についても相談可能。
ライフサイクル 技術サポートの提供
- 設備に使用されている機器・システムの保守継続可能年数及びお客様設備の使用年数やご予算に応じて、延命更新を提案。
- 最新機器・システムへの更新による機能向上、最新技術への対応にも迅速に対応支援。
- 更新時の制約(停電時間の制約・操業中の作業など)を考慮した、最適な作業計画を立案。
- 他社製品 保守中止機器・システムに対しても、寺崎電気産業(株)製品による更新可能性を検討・提案。
営業・設計・現場 一貫性サービスを
お客様に御提供します
就航船分野
メンテナンスサービス
五感・知覚・データ・ツールを
フル活用してメンテナンスを展開
主な活動場所
- 国内造船所
- 海外造船所
- 世界の港湾
点検・整備
- データベースを活用して的確な点検・整備を実施。
- 船舶1隻1隻について搭載されているシステム製品や遮断器の仕様はもちろんのこと、点検・整備や修理、改造来歴などの情報を蓄積した膨大なデータベース(Ship List)を構築。経験豊富なサービス員が蓄積されたデータ、技術ノウハウ、専門メーカーとしての管理基準に基づき、船内にて的確に点検・整備を行います。
- 船内の点検・整備に加え、安定性のさらなる向上及び寿命の延長のために当社専門整備工場でのオーバーホールも提供。
修理
- 故障したシステム製品や遮断器は船内にて電気・機械部品の交換や再調整を行い、最新・最適化手法を用いて運用時の機能・性能に回復。緊急時には修理時間の短縮化を図ります。
- 定期的に船内点検・整備及び当社専門整備工場内でのオーバーホールを行うことで、安定性のさらなる向上及び寿命の延長が期待できます。
修理前
修理中
修理後
診断・解析
- サーモグラフィによる熱画像診断を導入
- 従来のメンテナンスは対象機器を停電にした状態で行いますが、活線状態でなければ発見できない不具合もあります。そこで当社ではサーモグラフィによる熱画像診断・解析を導入し、突発事故の発生リスクを低減します。
熱画像測定結果 気中遮断器ACBの端子部(裏面側から撮影)
- メモリーハイコーダで電気の流れを診断
- 電圧・電流・信号などの波形を目に見える形で残すメモリーハイコーダを用いて、設備内の電気の流れを数値化・グラフ化し、劣化診断を行います。
-
仕様変更・改造
- プラントの改善や船舶に対する環境規制の変更・追加に伴い、舶用配電制御・監視システム及び遮断器仕様変更が発生することがあります。そこで世界の寄港地又は修繕ドックにて最適な工法により、迅速かつ適切に改造工事を行います。
機能アップに伴うシステム換装
変更後
就航船分野
トラブルシューティング
運航中のトラブルに
スクランブル対応
主な活動場所
- 国内造船所
- 海外造船所
- 世界の港湾
トラブルシューティング ワークフロー
就航船分野
船舶に対する環境規制対応・省エネルギー
船舶運航に関する
環境規制に対応した
改造工事サービスを提供
バラスト水処理装置搭載
排ガス排出規制対応
改造工事の流れ
STEP.01
引合い・見積依頼
ご説明・打ち合わせに向けて、対象設備の仕様書や写真などのご提供をお願いします。
テラテック(営業・技術・サービス)
改造工事計画書の作成
お客様情報に基づき、改造対象となる機器・システムの改造設計を検討
船級ルールの確認
既存設備の確認(短絡電流・母線容量)
訪船調査、基本図面の作成(ドラフト)、最適部材の選定
現場リスクの抽出、工事期間及び工数の算出
停電時間の要否と算出、お客様への依頼事項作成
- 改造工事計画書
- 見積価格、工事期間、工数、最適工法、確認・試験方案、
関係他業者への業務依頼、依頼事項まとめ など
STEP.02
ご発注に向けて
当社よりお客様へ「改造工事計画書」を提出します。
お客様及び改造に関係する企業
(エンジニアリング会社/造船所)と打合せ(改造工事計画書の適性協議)
STEP.03
受注後
詳細の計画・確認、部材手配を進めます。
テラテック(営業・技術・サービス)
詳細設計図の作成(各種工作図面、完成図書変更)
改造方法の決定(効率・品質・リスク回避)
改造部材の手配
現場作業工程の決定(期間・人員・配置など)
現場試験方法の決定
- 作業計画書
- 顧客改造希望日程に基づき、「作業計画書」を作成・提出
STEP.04
改造工事 実施
当社よりお客様へ「作業計画書」を提出します。作業計画の承認の後、指定施行地にて作業を
実施完工します。
改造工事前
改造工事後